問15 2015年10月実技(保険顧客)
問15 問題文
Aさんに係る相続税における課税価格の合計額は、次のうちどれか。
1) 8,000万円
2) 9,000万円
3) 1億500万円
問15 解答・解説
相続税の課税価格に関する問題です。
相続税の課税価格の合計は、各種特例適用後の相続財産を合計して算出しますが、死亡退職金と死亡保険金については非課税枠適用前の価額です。
死亡退職金と死亡保険金の非課税金額は、いずれも以下の通りです。
死亡退職金(死亡保険金)の非課税額=500万円×法定相続人の数
法定相続人は、配偶者である妻Bと、長女Cと二女D、さらにAさんの養子である配偶者Eの計4人ですので、非課税額=500万円×4人=2,000万円 です。
よって、死亡退職金と死亡保険金の課税価格は以下の通り。
死亡退職金:5,000万円−2,000万円=3,000万円
死亡保険金:2,000万円−2,000万円=0円
よって、相続税の課税価格の合計額=預金等3,000万円+宅地1,000万円+建物1,000万円+退職3,000万円+保険0円=8,000万円
よって正解は、1) 8,000万円
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】