問1 2015年10月実技(保険顧客)
問1 問題文
はじめに、Mさんは、国民年金の制度について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
「国民年金に加入しているAさんは、原則として65歳から老齢基礎年金を受給することができます。ただし、65歳から老齢基礎年金を受給するためには、原則として( 1 )年の受給資格期間を満たす必要があります。Aさんは、現時点において老齢基礎年金の受給資格期間を満たしています。
年金額を増やす方法として、Aさんが付加保険料を納付した場合、原則として65歳から老齢基礎年金と、『( 2 )円×付加保険料納付済期間の月数』の式で計算した付加年金を受け取ることができます。
また、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている者は、原則として、60歳から65歳になるまでの間に老齢基礎年金の繰上げ支給を請求することができます。なお、繰上げ支給を受けた場合、繰上げ1カ月当たり( 3 )%の割合で年金が減額されることに注意してください」
1) (1) 25 (2) 200 (3) 0.5
2) (1) 30 (2) 400 (3) 0.5
3) (1) 30 (2) 200 (3) 0.7
問1 解答・解説
老齢基礎年金の受給資格期間・付加年金・年金の繰上げに関する問題です。
65歳になると老齢基礎年金を受給できるようになりますが、年金受給するためには、国民年金保険料の納付済期間と免除期間の合計が25年(300月)以上必要です。
国民年金の付加年金は、月額400円の付加保険料で、「200円×付加保険料納付済月数」分の年金額を老齢基礎年金に追加して受け取れます。
なお、老齢基礎年金は繰上げ受給が可能ですが、支給額は一ヶ月につき0.5%減額されます。
従って正解は、1) (1) 25 (2) 200 (3) 0.5
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】