問13 2015年9月実技(個人資産)

問13 問題文と解答・解説

問13 問題文

相続開始後の手続に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1) 自筆証書による遺言書を発見した相続人は、相続の開始を知った後、遅滞なく、その遺言書を家庭裁判所に提出してその検認を請求しなければならない。

2) 協議により遺産を分割するためには、共同相続人全員が分割の内容について合意する必要がある。

3) 相続税の申告は、原則として、相続人が相続の開始があったことを知った日の翌日から4カ月以内に行わなければならない。

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問13 解答・解説

自筆証書遺言・協議分割・相続税の申告期限に関する問題です。

1)は、適切。自筆証書遺言書の保管者や、発見した相続人は、遺言者の死亡後、遅滞なく家庭裁判所に提出して、検認を請求する必要があります。

2)は、適切。協議分割は、共同相続人全員の協議により分割する方法で、必ずしも法定相続分に従う必要はありませんが、分割の内容について共同相続人全員の合意が必要です。

3)は、不適切。相続税の申告期限は、相続開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内です。

第5問             問14

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