問5 2015年9月実技(個人資産)
問5 問題文
Mさんは、NISAについて説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは、次のうちどれか。
「NISAは、個人投資家がNISA口座を利用して上場株式等に投資する場合に配当等や譲渡益等が非課税となる税制優遇制度です。平成27年中にNISA口座でX社株式を購入する場合、非課税投資枠の上限は( 1 )となり、その非課税期間は最長で( 2 )となります。また、NISA口座の受入れの対象となる金融商品には、上場株式のほかに、公募株式投資信託や( 3 )などがあります」
1) (1) 100万円 (2) 5年間 (3) 上場不動産投資信託(J−REIT)
2) (1) 100万円 (2) 3年間 (3) 公社債投資信託
3) (1) 150万円 (2) 5年間 (3) 公社債投資信託
問5 解答・解説
NISA(少額投資非課税制度)に関する問題です。
NISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人年間100万円ですから、年100万円分まで上場株式や投信を購入できます(平成28年分からは年間120万円に増額されます)。
なお、未使用分の翌年への繰り越しはできません。
また、NISA口座における配当金や譲渡益は、最長5年間、非課税です。ただし、非課税期間終了後、そのままNISA口座内で保有継続し、新たな非課税枠内に乗り換えることで、最大14年間非課税となります。
なお、NISAは、国内外の上場株式・株式投信・ETF・REIT等が対象で、国債や公社債・公社債投資信託は対象外です。
以上により正解は、1) (1) 100万円 (2) 5年間 (3) 上場不動産投資信託(J−REIT)
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