問7 2015年9月実技(保険顧客)
問7 問題文
Mさんは、設例の<資料1>の長期平準定期保険について説明した。Mさんの、Aさんに対する説明として、次のうち最も不適切なものはどれか。
1) 「加入時から当初6割に相当する期間については、支払保険料の全額を期間の経過に応じて損金の額に算入します」
2) 「当該生命保険の解約返戻金の額は、保険期間の経過とともに、一定の時期まで増加していきますが、その後減少して保険期間満了時には0(ゼロ)になります」
3) 「X社が受け取る解約返戻金は、Aさんに支給する役員退職金の原資として活用するほか、借入金の返済や設備投資等の事業資金としても活用することができます」
問7 解答・解説
長期平準定期保険に関する問題です。
1)は、不適切。長期平準定期保険では、前半6割期間での保険料支払い時は、保険料の2分の1を定期保険料として損金算入し、2分の1を前払保険料として資産計上します。
2)は、適切。長期平準定期保険を解約する場合、保険期間の6割程度の時点が最も高い返戻率(解約返戻金額÷払込保険料累計額)となります(実質100%超)が、その後減少し、保険期間満了時は0(ゼロ)となります。
3)は、適切。長期平準定期保険では、被保険者が保険期間中に死亡した場合の死亡保険金や解約返戻金を、借入金の返済や人件費・設備投資等の企業の事業資金として活用できます。
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士
(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】