問20 2015年1月実技(資産設計)
問20 問題文
浩一さんの父の晴彦さんは、平成27年3月末に勤務先を定年退職する予定であり、定年退職後は任意継続被保険者として健康保険の被保険者の資格を継続したいと考えている。全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の任意継続被保険者に関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
資格喪失日の前日まで( ア )以上被保険者であった人は、資格喪失日から起算して( イ )以内に申出をすることにより、退職後も引き続き( ウ )、健康保険の被保険者の資格を継続することができる。これを任意継続被保険者といい、保険料は全額自己負担とされ、原則として傷病手当金や出産手当金を受けることはできない。
1.(ア)継続して2ヵ月 (イ)20日 (ウ)2年間
2.(ア)継続して2ヵ月 (イ)14日 (ウ)3年間
3.(ア)通算して6ヵ月 (イ)14日 (ウ)2年間
問20 解答・解説
健康保険の任意継続被保険者に関する問題です。
健康保険の被保険者は、退職しても、資格喪失日の前日までに「継続して2ヶ月以上の被保険者期間」があれば、健康保険の任意継続被保険者として、元の勤務先の健康保険に2年間加入できます。ただし、保険料は全額自己負担となります(通常は労使折半)。
なお、任意継続被保険者となるには、資格喪失日(退職日の翌日)から20日以内に保険者である健康保険組合・住所地を管轄する全国健康保険協会の都道府県支部に申し出る必要があります。
よって正解は、1.(ア)継続して2ヵ月 (イ)20日 (ウ)2年間
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