問2 2014年1月実技（資産設計）
問2 問題文
下記は、細川家のキャッシュフロー表（一部抜粋）である。このキャッシュフロー表の空欄（ア）、（イ）にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
※年齢は各年１２月３１日現在のものとし、平成２５年を基準年とする。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。
１．（ア）▲２３ （イ）５７６
２．（ア）▲２３ （イ）５８１
３．（ア） ２３ （イ）５７６
問2 解答・解説
複利計算に関する問題です。
複利計算の計算式は、元金×(1＋利率÷100)Ｎ乗 です（Ｎ＝投資期間）。
（ア）は、3年後の年間収支ですから、3年後の収入合計718万円から、3年後の支出合計741万円を差し引いた金額です。
よって、3年後の年間収支＝718万円−741万円＝▲23万円
（イ）は、1年後の金融資産残高ですから、現在の金融資産残高483万円に、変動率1％の増加分と、1年後の年間収支93万円を加えた金額です。
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、93万円を追加するわけです。
よって、正解は、
１年後の金融資産残高＝483万円×(1＋1÷100)＋93万円
＝580.83≒581万円
従って正解は、２．（ア）▲２３ （イ）５８１
問1
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