問15 2014年1月実技(個人資産)

問15 問題文と解答・解説

問15 問題文

Aさんが所有していた賃貸アパートの敷地の相続税評価について説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。

Aさんの相続における相続税の課税価格の計算において,賃貸アパートの敷地は( 1 )として評価され,その相続税評価額は,「( 2 )×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)」で計算される。なお,相続税評価額の計算に用いられる借家権割合は,全国一律で( 3 )とされている。

1) (1)貸宅地 (2)固定資産税評価額 (3)30%

2) (1)貸家建付地 (2)自用地としての相続税評価額 (3)30%

3) (1)貸家建付地 (2)固定資産税評価額 (3)70%

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問15 解答・解説

宅地の相続税評価額に関する問題です。

アパートを建てて賃貸している自分の土地のように、自分が所有する土地に建築した家屋を、他に貸し付けている場合の土地は、貸家建付地として評価されます。

貸家建付地を評価する場合、自用地としての価格から、借地権や借家権、賃貸している割合の評価額を差し引いた額となります。
貸家建付地の評価額=自用地評価額−自用地評価額×借地権割合×借家権割合×賃貸割合
          =自用地評価額×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)

なお、借家権割合は、全国一律で30%とされています。

従って正解は、2) (1)貸家建付地 (2)自用地としての相続税評価額 (3)30%

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