問13 2014年1月実技(個人資産)
問13 問題文
Aさんの相続に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1) Aさんの相続における民法上の相続人は,妻Bさんおよび長男Dさんの2人である。
2) 相続の放棄をする場合,相続の開始があったことを知った時から原則として3カ月以内に,その旨を家庭裁判所に申述する必要がある。
3) 相続税の申告をする場合,原則として,相続の開始があったことを知った日の翌日から6カ月以内に,相続税の申告書を提出しなければならない。
問13 解答・解説
法定相続人・法定相続分に関する問題です。
1)は、適切。配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
また、相続放棄すると、「初めから相続人とならなかったもの」としてみなされるため、本問の場合、法定相続人は相続放棄した長女Cを除く妻B、長男Dとなります。
2)は、適切。相続の放棄は、相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内に、家庭裁判所に申述することが必要です。
3)は、不適切。相続税の申告期限は、相続開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内で、死亡した人の納税地の所轄税務署長に提出することが必要です。
つまり、親と離れたところに住んでると、相続税の申告のために帰郷することが必要だったりするわけです。
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