問19 2012年5月実技(資産設計)
問19 問題文
遼さんは、病気やケガで働けなくなった場合、健康保険からどのような給付が受けられるのか、FPの都塚さんに質問をした。健康保険(全国健康保険協会管掌健康保険)の傷病手当金に関する次の記述の下線部(ア)〜(ウ)のうち、最も適切なものはどれか。
傷病手当金は、病気やケガのため、仕事を休んだ日が(ア)継続して3日間あったときに、4日目以降の休んだ日について、支給開始から最長で(イ)9ヵ月間、1日につき(ウ)標準報酬日額の4分の1相当額が支給される。給与が支給された場合であっても、給与額が傷病手当金の額より少ないときは、その差額が支給される。
1.下線部(ア)
2.下線部(イ)
3.下線部(ウ)
問19 解答・解説
健康保険の傷病手当金に関する問題です。
1.は、適切。健康保険の傷病手当金を受けるには、ケガや病気で休んだ日が3日間連続すること(待期)が必要で、4日目以降から手当が支給されます。
2.は、不適切。健康保険の傷病手当金の支給期間は、同一の病気やケガであれば、支給開始日から起算して1年6ヶ月が限度です。
3.は、不適切。健康保険の傷病手当金は、休業1日につき標準報酬日額の3分の2が支給されます。
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