問2 2011年5月実技(資産設計)

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

下記は、福沢さん(42歳)の家庭のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用することとし、計算結果については万円未満を四捨五入することとする。

<福沢家のキャッシュフロー表>                  (単位:万円)
 
 
※家族の年齢は、各年12月31日現在のものとし、平成23年を基準年とする。
※記載されている数値は正しいものとする。
※問題作成の都合上、一部空欄にしてある。

1.空欄(ア)に入る数値とその求め方:「305×(1+0.01)×2=616」

2.空欄(イ)に入る数値とその求め方:「824−539=285」

3.空欄(ウ)に入る数値とその求め方:「1,268×(1+0.01)+129=1,410」

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問2 解答・解説

複利計算に関する問題です。

1.は、不適切。(ア)は、2年後の基本生活費で、現在の基本生活費は305万円で変動率は1%です。
つまり、2年間の複利計算で前年の基本生活費より1%上昇した金額ということですね。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)

よって、2年後の基本生活費の計算式は、以下の通りとなります。
2年後の基本生活費=305万円×(1+1÷100)2乗=311.1305≒311万円
 
2.は、適切。(イ)は、現在の年間収支ですから、現在の収入合計824万円から、現在の支出合計539万円を差し引いた金額です。
よって、現在の年間収支=824万円−539万円=285万円

3.は、適切。(ウ)は、1年後の金融資産残高ですから、現在の金融資産残高1,268万円に、変動率1%の増加分と、1年後の年間収支129万円を加えた金額です。
つまり、1年間の複利計算で前年の金融資産残高より1%上昇した金額に、129万円を追加するわけです。
複利計算の計算式は、元金×(1+利率÷100)N乗 です(N=投資期間)
よって、正解は、
1年後の金融資産残高=1,268万円×(1+1÷100)+129万円=1409.68≒1,410万円

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