問38 2011年5月学科
問38 問題文択一問題
次の各文章の( )内にあてはまる最も適切な文章,語句,数字またはそれらの組合せを1)〜3)のなかから選びなさい。
損害保険において,保険金額が保険価額を下回っている( 1
)の場合に,保険金額の保険価額に対する割合に応じて,保険金が削減して支払われることを( 2 )という。
1) (1) 超過保険 (2)
実損てん補
2) (1) 一部保険 (2) 比例てん補
3) (1)
超過保険
(2) 比例てん補
問38 解答・解説
正解は、2) (1) 一部保険 (2) 比例てん補。
損害保険で、保険価額(評価額)が保険金額より大きい保険は一部保険といい、保険金額より小さい保険は超過保険といいます。
<例>ある建物に保険をかける場合
保険価額(評価額):4,000万円
保険金額:2,000万円⇒一部保険(損害が一部分の場合は比例して保険金減額=比例てん補)
保険金額:6,000万円⇒超過保険(保険の上限は実際の損害額まで=実損てん補)
仮に上記4000万円の建物に1,000万円分の損害が発生した場合、一部保険では1,000万円全額がもらえるわけではなく、保険金額/保険価額=2,000万円/4,000万円=2分の1が削減されます(比例てん補)。
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