問6 2011年1月実技(保険顧客)

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

 Mさんは最後に,Aさんに対して,生命保険の見直しについてアドバイスをした。MさんのAさんに対するアドバイスとして,次のうち最も不適切なものはどれか。

1) 「現在加入中の生命保険では,仮にAさんが死亡した場合,特約として付加されている妻Bさんの保障は消滅することになります。妻Bさんの老後の医療保障等を確保するため,妻Bさんを被保険者とする生命保険に新規加入することも検討してください」

2) 「現在加入中の生命保険の保障を同額で更新すると,更新後の保険料は現在に比べて大幅に上昇します。生命保険の見直しを考える際には,今後の収入や支出を十分に考慮したうえで,Aさんが支出可能な保険料の額を算出することも大切です」

3) 「最近では治療効果の高い先進医療が注目されているようです。先進医療に係る技術料は高額となるケースも多く,その費用の3割が自己負担となるため,先進医療を保障する特約の付加も検討してください」

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問6 解答・解説

生命保険の見直しに関する問題です。

1)は、適切。現在加入中の生命保険は、妻Bさんの保障は「入院特約」「成人病入院特約」「家族定期保険特約」と、全て特約として付加されているため、Aさん死亡後は消滅します。必要であれば、妻Bさんを被保険者とする生命保険に新規加入することも検討した方がいいですね。

2)は、適切。平成15年に契約した保険ですので、もうすぐ特約の保険期間10年が切れます。ここで同額の保障で更新すると、Aさんは10歳年を取っているわけですから、更新後の保険料は現在に比べて大幅に上昇してしまうわけです。
生命保険の見直しを考える際は、保障額だけでなく、今後の収入や支出を十分に考慮し、支出可能な保険料の額を算出することも大切です。

3)は、不適切。先進医療は治療効果が高く注目されていますが、先進医療の技術料は高額で、その費用の全額が自己負担となります。

問5             第3問
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