問27 2011年1月学科
問27 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
(27) 遺留分算定の基礎となる財産の価額が1億2,000万円で,相続人が配偶者と子1人である場合,子の遺留分は6,000万円である。
問27 解答・解説
正解は、×。
遺留分とは、相続人が最低限受け取れる財産で、被相続人の兄弟姉妹以外に認められるものです。その割合は、相続人が直系尊属のみ場合は法定相続分の3分の1、それ以外の場合は法定相続分の2分の1。
相続人が配偶者と子1人である場合、法定相続分は配偶者2分の1、子2分の1です。
よって、遺留分算定の基礎となる財産の価額が1億2,000万円だと、子の法定相続分は6,000万円で、遺留分はそのさらに2分の1の3,000万円となります。
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