問7 2012年1月実技(個人資産)
問7 問題文
平成23年分の所得税の確定申告において,Aさんが医療費控除として総所得金額等から控除できる金額として正しいものは,次のうちどれか。なお,支払った医療費のうち保険金などにより補てんされたものはなく,Aさんの平成23年分の総所得金額等の合計額は,800万円とする。
1) 8万円
2) 13万円
3) 23万円
問7 解答・解説
医療費控除に関する問題です。
医療費控除は、その年に支払った自己負担の医療費から、保険金などで補填された金額と、10万円(総所得200万円未満の人は総所得の5%)を差し引いた額です。
また、生計を一にする家族が支払った金額も対象となります。
設例のうち、人間ドックでの検査費用は、検査で重大な疾病が発見され、引き続き疾病の治療を行った場合に、医療費控除の対象となります。
つまり、何の問題もなかったときは、人間ドックの費用は医療費控除対象外です。
よって、医療費の内容のうち、医療費控除の対象となるのは入院治療費と通院費の18万円だけですので、
医療費控除額=18万円−10万円=8万円
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】