問13 2018年5月実技(保険顧客)

問13 問題文と解答・解説

問13 問題文

現時点(平成30年5月27日)において、Aさんの相続が開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(「課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額」)が9,000万円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。

<資料>相続税の速算表(一部抜粋)


1) 1,200万円

2) 1,275万円

3) 2,000万円

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問13 解答・解説

相続税の総額に関する問題です。

相続税の計算は、課税遺産総額(「課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額」)をそれぞれ法定相続分に分割し、分割後の金額に応じた税率で算出します。

本問の場合、課税遺産総額9,000万円です。
配偶者と子が相続人のとき、配偶者の相続分は2分の1、子の相続分は2分の1(子の人数分で分割)ですから、妻Bさんの法定相続分は1/2、長男Cさんと次男Dさんの法定相続分はそれぞれ1/4ずつ(1/2÷2)となります。
妻Bの法定相続分の相続税 :9,000万円×1/2×20%−200万円=700万円
長男Cの法定相続分の相続税:9,000万円×1/4×15%−50万円=287.5万円
次男Dの法定相続分の相続税:9,000万円×1/4×15%−50万円=287.5万円

従って、相続税の総額=700万円+287.5万円+287.5万円=1,275万円 です。

よって正解は、2

第5問             問14

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