問13 2012年5月実技(資産設計)
問13 問題文
平成24年3月1日に相続が開始された被相続人の<親族関係図>が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
1.配偶者1/2 長男1/4 孫A1/8 孫B1/8
2.配偶者1/2 長男1/4 二男の妻1/12 孫A1/12 孫B1/12
3.配偶者1/2 長男1/2
問13 解答・解説
法定相続人と法定相続分に関する問題です。
配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
また、被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡した場合、その相続人の直系卑属が代襲相続人として、相続人に代わって相続します。
本問では、相続人である二男が死亡しているため、孫A・Bが代襲相続人となるため、法定相続人は、配偶者と長男、孫2人の5人です。
よって、それぞれの法定相続分は、以下の通りです。
配偶者 :1/2
長男 :1/2×1/2=1/4
孫2人 :1/2×1/2×1/2=1/8ずつ
従って正解は、配偶者1/2 長男1/4 孫A1/8 孫B1/8
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