問10 2012年5月実技(資産設計)

問10 問題文と解答・解説

問10 問題文

生命保険においては、従来どおりの保険料を払い続けることが困難になった場合に、解約をせずに保険契約を継続する方法がある。下記の(ア)〜(ウ)はこれらの方法の仕組みを図で表したものである。(ア)〜(ウ)の図に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。


1.(ア)は、「延長(定期)保険」について示したものである。

2.(イ)は、「減額」について示したものである。

3.(ウ)は、「自動振替貸付」について示したものである。

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問10 解答・解説

生命保険の契約変更に関する問題です。


1.は、不適切。延長保険とは、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、“保険金額を変えない”で“保険期間は短い”保険に変更したもの。

(ア)は、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、“保険期間は変えない”で、“保険金額は少ない”保険に変更していますので、払済保険のイメージ図です。

2.は、適切。現在加入している生命保険の保険料の払込みを継続しながら、保険の一部を解約し、保障金額を減らす方法を、(中途)減額といいます。
減額の場合、保障金額を減らすことにより、毎月の保険料を抑えることができます。

(イ)は、上記説明通り、保険料の払込みは継続し、保険期間は変えずに、保険金額は減らしていますので、減額のイメージ図です。

3.は、不適切。(ウ)は、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、“保険金額を変えない”で“保険期間は短い”保険に変更していますので、延長保険のイメージ図です。

なお、自動振替貸付とは、保険料の払込みがないまま猶予期間が経過した場合、解約返戻金の一定の範囲内で保険会社が保険料を立て替え、契約を有効に継続させる制度です。

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