問15 2012年5月実技(個人資産)
問15 問題文
仮に,現時点(平成24年5月27日)においてAさんに相続が発生した場合の民法上の相続人および法定相続分に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) Aさんには子がいないのでAさんの法定相続人は妻Bさんだけである。
2) Aさんの法定相続人は妻Bさん,兄Eさんおよび姉Fさんの3人であり,法定相続分は,妻Bさんが4分の3,兄Eさんが8分の1,姉Fさんが8分の1である。
3) Aさんの法定相続人は妻Bさん,父Cさんおよび母Dさんの3人であり,法定相続分は,妻Bさんが3分の2,父Cさんが6分の1,母Dさんが6分の1である。
問15 解答・解説
法定相続人・法定相続分に関する問題です。
配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
従って、本問の法定相続人は、配偶者・父Cさん・母Dさんの3人で、配偶者と直系尊属が相続人のとき、配偶者の相続分は3分の2、直系尊属の相続分は3分の1です。
よって本問の場合の法定相続分は、以下の通りです。
配偶者:2/3
父・母:1/3×1/2=1/6ずつ
よって正解は、
「Aさんの法定相続人は妻Bさん,父Cさんおよび母Dさんの3人であり,法定相続分は,妻Bさんが3分の2,父Cさんが6分の1,母Dさんが6分の1である。」
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