問14 2012年1月実技(個人資産)
問14 問題文
贈与税の配偶者控除の適用要件に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句または数値の組合せとして正しいものは,次のうちどれか。
贈与税の配偶者控除の適用を受けるためには,下記の要件を満たす必要がある。
●贈与時において婚姻期間が( 1 )年以上の配偶者からの贈与であること。
●居住用不動産の贈与または居住用不動産を取得するための金銭の贈与であること。
●贈与を受けた年の( 2 )までに贈与を受けた居住用不動産を自己の居住の用に供し,かつ,その後も引き続き居住の用に供する見込みであること。
または同日までに居住用不動産を取得するための金銭をもって居住用不動産を取得して,これを自己の居住の用に供し,かつ,その後も引き続き居住の用に供する見込みであること。
●過去において,同じ配偶者からの贈与について贈与税の配偶者控除の適用を受けたことがないこと。
なお,贈与税の配偶者控除として贈与税の課税価格から控除することができる金額は( 3 )万円が限度となる。
1) (1)10 (2)12月31日 (3)2,000
2) (1)20 (2)翌年3月15日 (3)2,000
3) (1)20 (2)翌年12月31日 (3)2,500
問14 解答・解説
贈与税の配偶者控除に関する問題です。
贈与税の配偶者控除とは、夫婦間で居住用不動産や居住用不動産の取得資金を贈与した場合、最高2,000万円を配偶者控除額として控除できる特例です。
この特例の適用を受けるための主な要件は以下の通り。
●贈与時の婚姻期間が20年以上
●贈与を受けた年の翌年3月15日までに、取得した居住用不動産に贈与を受けた者が居住し、その後も引き続き住む見込みであること
●翌年3月15日までに贈与税の申告書を提出すること
従って正解は、
(1)20 (2)翌年3月15日 (3)2,000
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