問50 2010年9月学科

問50 問題文と解答・解説

問50 問題文択一問題

次の各文章の(  )内にあてはまる最も適切な文章,語句,数字またはそれらの組合せを1)〜3)のなかから選びなさい。

勤続年数30年の者が,定年退職に伴い退職金3,000万円を受け取ったときの所得税における退職所得控除額は,(   )となる。

1) 400万円+70万円×(30年−20年)=1,100万円

2) 800万円+70万円×(30年−20年)=1,500万円

3) 800万円+70万円×(30年−10年)=2,200万円

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問50 解答・解説

正解は、2) 800万円+70万円×(30年−20年)=1,500万円。

退職所得=(退職収入−退職所得控除)×1/2 で計算されますが、退職所得控除額は、勤続年数が20年以下の期間は1年当たり40万円(最低80万円)、20年を超える期間は1年当たり70万円です。

よって勤続年数30年で定年退職の退職金3,000万円の場合、
退職所得控除額は、20年×40万円+70万円×(30年−20年)=1,500万円 です。

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